神奈川県立公文書館業務検証委員会について

県立公文書館では、業務について、外部有識者の知見も採り入れながら検証を行うため、神奈川県立公文書館業務検証委員会を設置しました。

県立公文書館の業務のあり方を見直すため「神奈川県立公文書館業務検証委員会」を設置します(pdf/111KB)

平成31年2月8日、委員会での検討内容を踏まえた「神奈川県立公文書館業務検証報告書」が提出されました。また平成31年3月20日、提言を踏まえた業務改善策を取りまとめました。

委員会の設置目的等

県立公文書館で、本人の同意なく優生手術を受けられた方の氏名等の情報を伏せずに公開していたことが判明しました(5月25日既報)。さらに近年の公文書の保管件数の増加や、今後、電子文書の引き渡しが見込まれるなど、同館を取り巻く環境が大きく変化していることも踏まえ、業務のあり方を見直すため、委員会を設置し、検証を行うこととしました。

(1)公文書館における適切な歴史的公文書の収集・保存、公開のため、関連する分野の学識者・有識者等からなる委員会を設け、文書の選別方法、選別や公開の基準、専門人材の育成などの観点について意見を聴き、業務のあり方全般について検討する。

(2)平成30年度中に5回程度開催し、提言をまとめ、それを踏まえて県立公文書館の業務の改善を図る。

委員会の構成

神奈川県立公文書館業務検証委員会委員
分野 氏名 所属・役職等
学識者 加藤 聖文 人間文化研究機構国文学研究資料館准教授
日本近現代史、アーカイブズ学
学識者 野村 武司 東京経済大学教授、弁護士
情報公開、個人情報保護
有識者 篠崎 百合子 弁護士
公文書管理経験者 梅原 康嗣 国立公文書館首席公文書専門官
公文書管理経験者 飯田 生馬 相模原市立公文書館長

日程・議事録等

第1回神奈川県立公文書館業務検証委員会

第2回神奈川県立公文書館業務検証委員会

第3回神奈川県立公文書館業務検証委員会

第4回神奈川県立公文書館業務検証委員会

第5回神奈川県立公文書館業務検証委員会