資料詳細

基本情報

項 目 内 容
資料群ID 9199500029
資料群名 豊前氏古文書
寄贈者・購入先または寄託者 中野啓次郎 氏
資料群受入区分 購入
原資料・複製の区分 原資料
利用条件
総点数 15
原資料の所在 神奈川県立公文書館
資料群の概要 【第1 資料群について】資料群の由来(歴史及び伝来経緯、所蔵状況等):豊前氏古文書は、古河公方足利氏に医療をもって仕えた、千葉氏や北條氏とも密接な関係にあった武将豊前氏に伝来した文書であったが、戦国末期から江戸初期のころには豊前氏の名跡が絶えたため、その家系を継承した間宮氏に伝来し、近年に至るまで間宮氏が伝えてきた。寛政年間に編纂の徳川幕府記録御用所本「古文書 九」に「間宮孫四郎盛時伝来古文書六拾五通」とあって、六拾五通の写しが採録されている。また、国学者色川三中(三郎兵衛)の写本「豊前氏古文書抄」に間宮氏所蔵として文書68点が謄写されている。「豊前氏古文書抄」に採録された文書のうち、2点が明治45年東京大学史料編纂所によって栗田輝永氏所蔵文書として影写され、京都大学文学部編「古文書纂」に堀部政吉氏所蔵文書として3点が採録されている。明治末年には原本の一部が間宮氏から流失していた。本館所蔵「豊前氏古文書」の原本15通は、神奈川県立文化資料館時代に収集したもので同館の廃館、公文書館の誕生により他の収蔵文書とともに移されたものである。ほかに原本の所在は、現在のところ松下邦夫氏が間宮とみ子氏から譲られ松戸市立博物館に寄贈した3通が知られるだけである。【第2 資料内容について】1.資料の時代区分:足利高基~足利義氏の代。本館所蔵で年代が明確な上限は、弘治3(1557)で、下限は永禄12年(1569)である。 2.資料数量及び資料概要:本館所蔵総点数は15通。概要は仮名書や虎印判を含む北條発給文書5通、授受当時の封式を伝える古河公方足利氏発給文書10通。古文書学研究に貴重である。【第3 資料管理について】1.保存状況:虫損文書もあるが、古河公方足利氏発給文書は、授受当時の面影を残しており、保存状況は、良好である。折り方や本紙・封紙が備わっているため閲覧・出納に慎重をきする必要がある。 2.閲覧制限状況(秘匿事項等):譲渡者の意思により、購入先譲渡者氏名を公表しない。【第4 関連研究について】佐藤博信「古河公方家臣豊前氏の研究」(『荘園制社会と身分構造』所収)
資料群の来歴 昭和60年6月18日、同年12月19日、昭和61年10月7日、昭和62年12月8日、昭和63年6月2日、同年6月4日 文化資料館にて購入。
平成5年11月1日 公文書館に管理替。