資料詳細

基本情報

項 目 内 容
資料群ID 9199300104
資料群名 山口コレクション
寄贈者・購入先または寄託者 山口栄一 氏
資料群受入区分 寄贈
原資料・複製の区分 原資料
利用条件
総点数 1017
資料群の概要 1 資料の概略 山口コレクションは、故山口八十八氏が昭和初年以来蒐集した、主として明治維新に活躍した人物の書簡等を中心とした253点(1017通)の資料である。故山口八十八氏は明治7年(1874)栃木県に生まれ、12才の時新戚のある横浜に出て食料品や雑貨等舶来品輸入のいわゆる「唐物屋」に職を得て精励し、明治41年横浜の南吉田町(現在の浦舟町)に「帝国社食品工場」を設立し、やがて製薬界に進出して成功を収めた方である。そして、山口家の当主山口栄一氏から、先人の生涯、事業とは最も縁故のふかい横浜の神奈川県立文化資料館にそのコレクションが寄贈され、それを神奈川県立公文書館が引き継いだものである。2 資料の特色 山口八十八氏の蒐集意図が、たんなる骨董趣味的な道楽ではなく、維新の人物の精神、風姿を世人に知らしめようとする経世的なものであったことから、一点一点がよく吟味された逸品ぞろいであり、全体としてよくまとまっており、維新の人物の精神の躍動を如実にみることができる。その人物も、朝廷、薩長両雄藩の著名な政治家のみならず、幕府側の人物、さらに志士、学者、文人など広範囲にわたっており、その数も350余名に及んで、当時の人物をひろく大観できるようになっている。たとえば、朝臣では三条実万、近衛忠煕、岩倉具視等の重要な人物、また薩長ではいわゆる三傑をはじめ、伊藤博文等のほか、桐野利秋、別府晋介等、幕臣では勝海舟等がある。さらに、坂本竜馬、佐久間象山、吉田松陰等の著名な人物のものがあって、多彩をきわめている。この点において、山口コレクションは維新史研究史料の宝庫であるといえる。 3 代表的な資料の例 坂本竜馬書簡、岩倉具視書簡、吉田松陰書簡、徳川慶喜書簡、エルネスト・サトー書簡、福沢諭吉書簡、三条実美書簡、伊藤博文書簡、西郷吉之助(隆盛)書簡、他建議書、達し書等、報告、記録等多数。以上、神奈川県立文化資料館編集・発行の『神奈川県立文化資料館資料目録 古文書の部第三集(山口コレクション目録)』より抜粋。